静岡県賀茂郡河津町かっぱの寺栖足寺(せいそくじ)

中部

静岡県賀茂郡河津町かっぱの寺栖足寺(せいそくじ)

上の画像はWikipediaより。
享和元年(1801年)に水戸藩東浜で網にかかった河童の姿。「身長三尺五寸、重さ十二貫目。胸が隆起し、猪首。背が曲がっている。」と記される。天保七年(1836年)霊槐書写による古賀侗庵『水虎考略』 (1820年)の写本より。

出典 http://ja.wikipedia.org

静岡県賀茂郡河津町かっぱの寺 栖足寺(せいそくじ)

河童のかめ(昔から伝わる伝説)

昔、寺田の田植えをする農夫が馬を洗っていると、急に馬が岸に向かって飛び上がった。
見ると馬のしっぽに河童がぶる下がっていた。

「河童がいたぞー!河童だ!!」

農夫が叫ぶと田にいた大勢の人たちが駆けつけてきた。

「殺せ!生かしておくとまた子供を引かせていくぞ」

人々は口々に言って、河童をとりまいた。
この騒ぎを聞きつけた寺の和尚さんが、のこのこと出てきた。

「やれやれ珍しいものだの。だか、今日は寺田の田植えじゃに、殺すのは勘弁して下され」

和尚はそう言って河童の命乞いをした。

「これ河童。わしが見つけなければ命はなかったぞ。さあ、助けてやるからどこか遠くへ行きなさい。
この川にまごついていては殺されてしまうぞ」

和尚は河童を河津川に放してやった。
河童は命を助けられて、嬉しそうに水の中に逃げていった。

その夜のこと、和尚の部屋の雨戸をたたく音がするので、和尚が立ち上がって雨戸を開けると、白髪の老人が立っていた。

それは命を助けてもらった河童だった。

「和尚さんの言う通りに遠くへ出かけます。これはお礼のしるしですからお受け取りください」

河童はそう言うと、一つの壺をだした。

白髪の老人は消え失せて壺だけが和尚の前に残った。

河童のかめを耳にあてると、河の流れの音が聞こえると言われる。

河童に驚いた馬蹄形の穴が栖足寺裏門の河津川に残っている。
(伊豆伝説集より)

実際にかっぱの寺栖足寺(せいそくじ)に行かれた方のTwitterより

河童とかめ 河津「鳳儀山 栖足寺」

1

関連記事

ピックアップ!

ピックアップ!

タグ

月別アーカイブ